フィンランドに行ってきました。
ヘルシンキから北極圏のキッティラという町に行き、バスでレヴィというスキーリゾートの街に移動し、そこでトゥルク大学の3人の講師のレクチャーを受けました。現地の保健センターを視察し、ヘルシンキに戻りもう1件歯科の施設を見学しました。
スーパーではキシリトール製品が充実していますが、その横では砂糖菓子も多く置いてあります。日本は今年キシリトールが導入されて20周年です。
若い世代はキシリトールガムがあることが当たり前でスタートしているので、虫歯の原因となるはずだったガムが逆に虫歯になりにくくなる良さをあまり認識していません。
今回フィンランドに行って驚いたのが、キシリトールの認識が途切れている世代が無いということです。お母さんが子供に伝え、生活の一部になっているのです。
日本が変わるにはお母さん方が自身の子供に予防を実践するだけでなく、代々残るような教育者になるような意識を持つことが近道であるのだと感じました。